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逸ノ城が腰痛克服して九州場所出場 減量に成功し復活なるか

      2017/03/19

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大相撲の逸ノ城が、9月場所は直前の巡業中に腰痛を発症し全休となってしまったが、
今度の11月場所は、現在は腰痛も回復したようで、本人は九州場所への出場を明言したそうです。
入院したおかげで体重も減ったようなので、体も軽くなり動きも良くなるでしょう。
入幕したときの勢いを取り戻してほしいですね。

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☆身長193cmのモンゴル草原で育った怪物逸ノ城

逸ノ城はモンゴル国アルハンガイ県の遊牧民出身で、1993年4月7日の生まれですから、まだ23歳という若さなので、相撲を覚えてくればとても期待できる相撲取りになるでしょう。

身長193cmで体重は212kgということでしたが、今回の椎間板ヘルニアによる入院生活で、体重は187kgまで減ったそうです。
モンゴルの草原で過ごし、馬の生乳を毎日2リットルも飲んでいたということで、怪物と言われるような、がっしりした体格の元になったようですね。

大相撲に入る切っ掛けは、鳥取城北高校相撲部の石浦外喜義監督に誘われて、相撲留学したことのようです。
石浦監督は逸ノ城について、
「目立たない優しそうな子だが、傑出した太ももの太さに目を見張った」
と語っています。
入幕当初は怪物と言われて、すぐにでも大関になると思われていましたが、そのあとは
相手に相撲を覚えられたということもあるでしょうが、少し気持ちの優しい面が出てしまった、ということもあるのではないでしょうか?
もう一つ勝負に対する執念みたいのが感じられないですね。
そこが照ノ富士と一番違うところではないでしょうか。

大相撲逸ノ城

☆椎間板ヘルニアは体重200kg超が負担になった?

腰を痛めたのは、この夏巡業中に四股を踏んでいる時だったそうです。
左半身もしびれてしまい、まっすぐ歩けない状態だったようです。
たぶん、逸ノ城は太りすぎて腰に大きな負担がかかっていたのではないかと思います。

私も若い頃に、腰が曲がった状態になり、一週間くらい痛くてまっすぐ伸ばせないことがありました。
仕事でテーブルに置いた図面を見る仕事で、毎日5,6時間を屈んだ状態でいたところ、ある日の朝、腰が痛くて起き上がれなくなった時はびっくりしました。

逸ノ城も体が大きくなりすぎて、腰回りの運動が出来ない状態になっていたのではないでしょうか?
先日のNHKテレビでも腰痛の原因についての話がありましたが、寝ているときに普通の人は一晩で25回くらいの寝返りを打つそうです。
しかし腰痛の人はほとんど寝返っていないそうです。
それは体の筋肉が固くなりすぎているのが原因らしいです。
体の筋肉をほぐす運動をしたら寝返りも打つようになり、腰痛も改善したそうです。

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☆入院して食事制限が功を奏し体重減に成功

入幕してからも体重が増え続けて困っていた逸ノ城ですが、今回の椎間板ヘルニアで入院し、食事も喉を通らないほどの痛みに襲われたそうです。そのため、体重も徐々に落ちていったようです。
椎間板ヘルニアは手術するほどの重病ですが、今回は手術しないで治療に専念したそうです。そして約25日間で体重は200kgにまで減ったそうです。
それで体も軽くなり、普通に歩けるようになったことで本人も嬉しくなり、体重を減らす気持ちになったようです。

やはり200kgを超えていたら、動くのは苦しいし、相撲の激しい稽古にも支障があったと思います。
だから稽古で体を絞ることも出来ず辛かったと思います。
また足腰への負担も大きかったことでしょう。

昔は200kgを超えていた力士に、小錦武蔵丸などのハワイ出身力士がいましたが、重い体を持て余していたように思います。
いくら大相撲と言えども、太りすぎは駄目ですよね。
現在の横綱陣も、白鵬と鶴竜が155kgで、日馬富士は137kgだそうですから、相撲は体重だけではないということを証明していますよね。

さて逸ノ城ですが、現在も「もっと痩せたい」ということで肉体改造に取り組んでいるそうです。
まだ稽古不十分な状態で、九州場所は不安がありますが、動きの良くなった逸ノ城には期待したいですね。
入幕当時の怪物ぶりをまた見せてほしいものです。
番付も13枚目と下のほうに落ちたので、大勝するかも知れませんね。

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