八王子学園八王子高校の野球部実績や偏差値は?
2017/04/26
☆夏の選抜高校野球のドラマは始まっている
夏の甲子園選抜試合で、西東京の優勝候補であった早実が準々決勝で負けた。
相手は八王子学園八王子高校で、4-6だった。
八王子の先発投手は早乙女(2年生)だった。
8回まで3点で抑え、9回は無死1,2塁で、同じく2年生の米原に交代した。
点差は6-3だがホームランが出れば同点というピンチ。
しかし、バッテリーは敬遠ではなく勝負に出た。
そして初球、清宮が打った打球はライトへ高ーく舞い上がった。
が、スタンドには届かず犠牲フライとなった。
打った瞬間はみんな肝を冷やしたことだろう。
結局、6-4で優勝候補の早実に勝った。
昨年は同じく準々決勝で5-11で負けていたので、その雪辱を果たしたことになる。
☆早実に勝った八王子学園八王子高校の教育方針
八王子学園の設立は、1928年に多摩勤労中学としてスタートしている。
2012年に中高一貫校として、八王子学園八王子中学校、高等学校と名称変更している。基本的には進学を目指す学校で、偏差値も60から70くらいのようです。
ただしスポーツ関係は50くらいみたいですが、それでも普通レベルなので文武両道ですね。
2014年に高校では3コース制をとって現在に至っています。
3コースとは、
文理特進コース;難関国公立、早慶上理を目指す
進学コース;文理選抜クラス
文理進学クラス
総合進学クラス
そして、アスリートコースである。
このアスリートコースは、全国大会を目指すとともに、文系大学や体育大学へ現役合格を目指すそうだ。将来は体育系関係の職につけるような教育もしているようです。
教育理念として、
人格を尊重しよう
平和を心につちかおう
をモットーにあげています。
また国際交流にも力を入れており、海外からの留学生受け入れや、国際親善試合などもしているようです。
さて、今回の野球部ですが、アスリートコースとして強化指定クラブだそうです。
スローガンは、《ありんこ軍団、結束すれば夢はかなう》だそうです。
主な実績は、学校のホームページを参照すると
平成21年
春季大会準々優勝(ベスト8)
第91回全国高等学校野球大会(西東京大会ベスト8)
平成22年
春季大会準々決勝(ベスト8)
秋季大会準決勝(ベスト4)
全国選抜高校野球大会補欠校
平成23年
春季大会3位 第63回春季関東大会出場2回戦進出
秋季大会3回戦〈ベスト16〉校
平成24年
春季東京都野球大会〈ベスト32〉
秋季東京都野球大会〈ベスト32〉
平成26年
春季東京都高校野球大会〈ベスト8〉
監督さんは、安藤徳明さんで、2005年から野球部監督をしているそうです。
その前は中学女子バスケットボール部の監督をして全国優勝したらしいです。
ですから、野球の経験はないようですから、ここまでの実績はすごいですね。
少子化が進む昨今、学校も生き残りをかけていろいろな特徴を出しているようです。