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創価大学駅伝監督(榎木和貴)の経歴と実績は?指導方針は?

   

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今年(2021)の箱根駅伝往路優勝した創価大学は一躍注目されましたね。
復路も9区までは総合優勝間違いなしという感じでしたが、最後の土壇場10区で
駒澤大学に抜かれてしまい、残念でした。

しかし、箱根駅伝で伝統校を抜いてここまで健闘したのは立派です。

駅伝監督の榎木監督とはどういう経歴の人でしょうか。
青山学院大学の原監督のように一躍有名になりましたね。

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☆榎木監督の経歴と実績

榎木和貴監督

創価大学榎木和貴監督は、中央大学の駅伝選手として活躍し、
3年生の時に中央大学の32年ぶり箱根駅伝総合優勝に貢献しています。

大学卒業後は、旭化成に入り活躍したそうです。
旭化成と言えば、宗兄弟で有名ですね。

2000年に行われた第49回別府マラソンでは、2時間10分44秒で優勝しています。
駅伝で鍛えられ、マラソンでも実績を残した選手だったのですね。

榎木監督は、1974年6月7日生まれですから現在は46歳ですね。
人生経験も積んで脂が乗り切った時期ではないでしょうか。

宮崎県の出身で、宮崎県立小林高等学校から中央大学に進んでいます。

子供時代は剣道をしていたそうですが、足腰鍛錬でジョギングをしているうちに陸上競技に興味を持ったそうで、中学時代は長距離ランナーとして全国大会で活躍したそうです。

高校時代も全国高校駅伝で区間賞を記録するなど活躍したそうです。

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☆選手からコーチ、監督へ 指導者として花開く

選手として活躍した榎木監督は、持病の坐骨神経痛に悩まされ、その後はコーチへの道に進んでいます。

2004年からは沖電気の陸上競技部コーチになり女子選手の指導に当たったそうです。
そして2007年からは、トヨタ紡織陸上部のコーチとして、2011年からは監督として、ニューイヤー駅伝にも出場しているようです。
最高成績は7位だそうです。
コーチとしての経験も長いですから、選手の指導力も相当身に付いたと思います。

その後、2019年2月に創価大学の駅伝部監督に就任しています。
就任間もなくでこれだけの実績を出したのは凄いですね。
榎木監督を招聘した創価大学も、人を見る目があったということでしょうか。

今回の箱根駅伝でも、全員が安定した走りでレベルも高いチームでした。
チーム力の勝利と言えるでしょう。
このチーム力を育てた監督の貢献は大きいと思います。

榎木監督は、全員参加型のチームを目指しているそうで、一人一人と丁寧な会話を通して、それぞれの選手が自分で考えて行動できる形を作っていったようです。
青山学院大学の原監督とも通じるものがありますね。


☆榎木監督の信条と指導方針

榎木監督の好きな言葉は、臥薪嘗胆だそうです。
これって私と同じです。

臥薪嘗胆の本当の意味は良くわかりませんが、我慢をして耐え忍ぶことが大事だということですね。
私は大学受験に失敗して二浪までしました。
やっと合格した大学も希望の大学ではありませんでしたが、そこの教授達が若くて優秀で、学問の面白さを教えてくれました。
このころ臥薪嘗胆という言葉に出会い、なるほどと思いました。

人生に失敗は誰でもあるもので、その経験から学び、耐え忍んだ先にはいいことがあると考えるようになりました。
就職にあたってもなかなか決まらずに苦労しましたが、少し縁があって入った会社が、まだ若い会社でやたらに忙しく、毎年何百人という人を採用し、あっという間に大きくなりました。

好きな言葉は何ですか?と聞かれて、いつも臥薪嘗胆と答えていましたが、
ピンとくる人はあまりいませんでした。
今再びこの言葉に出会い、今までの人生の歩みを思い出しています。

榎木監督の持論は、『駅伝は走力だけではない、人間力!』だそうです。

この言葉は、駅伝だけでなくすべての分野に共通する言葉ですね。
上に立つ人ほど、この言葉が重みを増すと思います。

 

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