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池田重喜さんがロッテ退団 70歳まで打撃投手を続けた秘訣とは?

      2018/11/04

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ロッテ球団で寮長兼打撃投手をされていた70歳の池田重喜さんが、今月で任期満了となり退団することになったそうです。
70歳で打撃投手なんて凄いですね。
長い間ご苦労様でした。
池田さんはきっと気持ちが若かったのだと思いますが、体力維持にも工夫があったのではないでしょうか。
いろいろと学ぶことがありそうですよね。

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☆朝目覚めたら腹筋と背筋とストレッチ

池田さんは朝目が覚めたら、布団の中で腹筋と背筋運動をして、終わったらストレッチ体操をしているそうです。
またいつも万歩計をつけて、一日約15000歩から20000歩くらいを歩いているそうです。
私も時々万歩計をつけて一日の歩数を調べることがありますが、通勤時に職場まで往復歩くとそれだけでだいたい5000歩くらいになります。
職場では椅子に座っていることも多いですが、なるべく立ち歩くように意識すれば数千歩になります。
ですから職場が駅から近い人は、なるべく歩く工夫をしないと、一日1万歩は難しいかも知れませんね。

池田さんは体調管理には気を遣っているようで、毎日入浴前に体重を量って管理しているそうです。
身長は178cmで体重が73kgだそうですが、一時は80kgに太った時があったそうで、それ以来食事メニューも毎日ノートに記録に残して管理しているそうです。

また打撃投手としても準備運動をしっかり行い、まずは体操そしてウオーキングなどで体を常に動かしているそうです。
やはり体は常に動かしていないと固くなってきますね。
私も昔は屈伸運動や開脚運動も苦しくありませんでしたが、50歳過ぎたあたりから運動不足もあって、体を動かすと痛くて
その分どんどん固くなっていくのを感じました。

池田重喜
☆池田重喜さんはドラフトで大洋ホエールズに入団

池田さんは1967年にドラフト4位で当時の大洋ホエールズに入団したそうです。

生年月日が1946年5月1日ですから21歳の時ということでしょうか。
つまり1965年のドラフトでは広島カープに15位で指名されていたそうですが、それを断ったようです。
出身高校は大分県の津久見高校ですから、昔は甲子園で優勝した強豪校ですよね。
そういうプライドもあったのかも知れませんが、社会人野球を経験した後にプロ野球入団となりました。

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☆寮長として若手選手の躾と相談相手

打撃投手として約100球くらいを投げているようです。
スピードも80から90kmだと言ってますから、70歳でこれだけ投げられるなんてやはり凄いですね。
私なんか若い時に力いっぱい投げても100kmいかなかったでしょうから、70歳で投げられるのは驚きです。

昔の剛速球投手だった江夏豊なんかは、今はどのくらいで投げられるのでしょうか?

池田さんは1977年に引退してコーチ補佐となったようです。
当時の金田正一監督から言い渡されたらしいですが、まだ引退には年齢的にも少し早い感じですよね。
本人も不本意だったかと思います。
しかし、それをいつまでも引きずっていたらその後のコーチスタッフとしての人生は無かったかも知れません。
人間は、その時の置かれた環境を受け入れて、次のステップに進む度胸も必要だと思います。

そして打撃コーチも兼務したのが始まりのようです。
その後、翌年のシーズン終了後に監督だった山内さんからの意向でトレーニングの勉強をして、1980年に日本体育施設協会認定トレーニング指導士の資格を取得したそうです。

嘗てのプロ野球スター選手だった落合博満野村克也江藤慎一張本勲など超一流バッターにも投げていたそうです。
こういう一流選手は《》の取り方が凄いそうです。
そして10球投げたら9球はホームランになるそうです。
つまり一流バッターは軸がぶれないということのようですね。

池田さんは今までの人生を振り返って次のように述べています。
『あっという間だね。人間、2人はいないから。たらればを言っても仕方がない
後悔もしていないし、道はこれしかなかったんだな、と』。
そして、座右の銘は《我、ことにおいて後悔せず》だそうです。

やり直しは出来ないけど、生きなおすことは出来るとも言いますよね。
人生への考え方を前向きに捉えていれば、過去の経験を未来に生かすことが出来ます。

また、寮長として新人で入ってくる選手たちは孫のように思って温かく見守っていますね。
何か悩んでいそうな時には一緒に風呂に入って、じっくり話を聞いてあげるそうです。

池田さんは、まずプロの厳しさを教えるそうです。
プロ野球は商売なんだから楽しいことなんてないぞ、と。
また、『人に好かれなくてもいい。その代わり、嫌われるな』とも。

うーん、本当にそうですよね。
別に媚びを売る必要はないけど、嫌われたら信頼を失うことでもあるので、自分の味方になってくれる人達がいなくなるっていうことですから怖いですよね。
ちょっとした不用意な言葉で相手を怒らしてしまうことがありますが、それは避けたいですね。

池田さんからは、歳に関係なく前を向いて今を一生懸命生きる勇気をもらいました。

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