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グテーレス国連事務総長の出身国と経歴は?人間力は?

   

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太平洋戦争の終戦後73年が経過しましたが、8月9日の長崎平和祈念式典に、
国連事務総長が初めて参列しました。

国連事務総長のグテーレス氏とはどういう人なのでしょうか。

東西冷戦構造が崩壊した後、世界各地でテロ戦争が頻発し、国連としての
活動範囲が広がり、その役割がますます重要になっていると思います。
しかし、超大国の力に押され、国連としての存在意義も問われるような
時代でもあるかと思います。
そういう難しい局面にある国連を運営していくには、相当な忍耐と行動力が
要求されるでしょう。

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☆グテーレス国連事務総長はポルトガルの元首相だった

グテーレス国連事務総長
グテーレス氏は1949年4月30日に、ポルトガルの首都リスボンで生まれたそうです。

最近はポルトガルと言われてもピンとこないですが、確か織田信長の時代に
ポルトガル商人や宣教師が日本へやってきて活動していたのを中学校で習ったのを思い出します。
フランシスコ・ザビエルとかは誰でも知っていると思います。

そういう歴史のあるポルトガルですが、グテーレス氏は、高等工科大学で物理学と電気工学を学んだ後、学問の世界で教育者となります。
しかし、1974年に社会党に入り政治の世界で活動するようになりました。
その年は今までの独裁体制を倒したカーネーション革命という軍事クーデターがあったそうです。

私の世代も60年安保騒動があり、今でも記憶に鮮明に残っていますが、世の中は政治一色で人々が熱く語り合った時代でした。
岸信介首相が退陣した後も、学園紛争が盛んになり、新聞やテレビにくぎ付けになっていました。

人生の転機は世の中の情勢にも影響されますよね。

グテーレス氏はその後、1995年に首相になっています。
そして2000年には欧州議会の議長も兼務しまそうです。

しかし経済の混迷や橋の崩落事故などで支持が急落し、社会党の大敗を受けて2002年に退陣しています。

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☆グテーレス氏は難民問題でも能力発揮

ポルトガルの政治から離れた後は、社会主義インターナショナルという国際組織の議長を務めました。
そして2005年に、国連難民高等弁務官に選任されています。

国連難民高等弁務官と言えば、緒方貞子さんが有名ですね。

グテーレス氏もイラク難民や中東、アフリカ地域での内乱による難民急増で苦労したと思います。
また組織改革にも取り組み、ジュネーブ本部の職員数を3分の2に減らしたそうです。
そして現場の人員は強化して対応したそうです。
どこの組織もそうですが、管理組織はいつの間にか肥大化してしまいます。

大企業でも官庁でも、放っておくと仕事がどんどん増えて肥大化してしまうものです。
そして不祥事が発生することになります。
国連組織も例外ではありません。

グテーレス氏はとてもバランス感覚がある有能な人だと思います。

☆トランプ米大統領を魅了したグテーレス氏の底力

ポルトガルの首相も務め、国連でも実績を出したグテーレス氏は、その人柄も評価されて
2017年1月1日に国連事務総長に就任しました。

同じ頃にアメリカのトランプ氏が大統領に就任しています。

トランプ米大統領はTPP脱退など過激な発言で世界を翻弄していますが、国連についても
批判を鮮明にし、ユネスコからの脱退や国連への大幅な拠出金削減を発言していました。

国連の存在意義が大きく揺らぐ恐れもあり相当な危機感を感じたと思います。

国連事務総長としてグテーレス氏は、トランプ大統領と面会し、国連への支援を要請しました。
トランプ米大統領にどのように話しかけたかはわかりませんが、なんと会談は大成功だったようです。

トランプ米大統領は、例の調子で
『我々の見たことがないことが国連で起こるだろう。』
国連が『人々を団結させる唯一無二の力を持っている。』と言ったそうです。

トランプ米大統領は、北朝鮮の金正恩委員長との会談でも、相手を一瞬で評価できると豪語していましたが、
グテーレス国連事務総長との会談でも独特の直感で相手を評価したのでしょう。

それだけグテーレス国連事務総長は、相手も魅了するだけの力を見せたということだと思います。

事務官僚が作成した言葉をいくら重ねても、相手を魅了することは出来ません。
組織のトップには人間としての魅力がなければならないということでしょう。

そういう意味で日本の政治家に、相手を魅了する力を持った人は何人いるでしょうか?

長崎での平和祈念式典で述べられたスピーチを振り返ると、日本の総理大臣と国連事務総長との違いに考えさせられます。

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