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都知事候補の鳥越俊太郎氏ガンが転移し4回も手術、ステージ4を克服

      2016/07/14

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☆ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が都知事選挙への立候補を表明

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東京都知事選挙の候補者がなかなか定まらない状況ですが、時々噂にも出ていたジャーナリストの鳥越俊太郎氏が立候補を表明しました。
参議院選挙の結果を見て、大きな決断をしたようです。

1940年3月13日生まれですから76歳ですね。
鳥越俊太郎氏は癌(がん)を克服したことでも有名ですが、まさか都知事に立候補するとは驚きです。
ジャーナリストとして現場からの視線を持ち続けた人ですが、最近の風潮に何か思うところがあっての決断だと思います。

市民を結集する形で選挙に臨む姿勢だそうです。

ところで鳥越さんの癌(がん)ですが、65歳の時に大腸がんが見つかり、その後も肺への転移があり、それから肝臓へも転移したそうです。
そして合計4回の手術を受けたそうです。

鳥越さんは50歳代から毎年人間ドックを受けていたそうですが、たまたまいつも受診していた所がやめたたため、そのまま3年間ほど受けずにいたそうです。

そのうち血便が出たり、下腹部が重い感じがしたり便秘下痢を繰り返したりしておかしいと思ったことが切っ掛けで、検査を受けに行ったそうです。
そこで大腸内視鏡検査を受けて、直腸がんが見つかったそうです。

私も去年同じく血便が見つかり、内視鏡の検査を受けました。
はじめはこのまま様子を見ておこうと思ったのですが、いつも通っている医者から、もう歳なのだから一度くらい検査してみましょうと言われて、強引に検査予約をされてしまいました。
胃カメラは何回か受けたことはありますが、大腸は初めてだったので緊張しました。

検査の前に軽い麻酔をうつのですが、意識はあります。
但し朦朧としていたので、肛門から差し込んだのはあまり良く分かりませんでした。
何かやってるなと思ったら医者が、『はい、見てください。』と言って内視鏡で写している大腸の様子を見せてくれました。
私の場合は結局、内部は綺麗でまったく問題ないということで、安心して帰りました。

しかし、鳥越さんの場合は、腫瘍が見つかったのですから、その時のお気持ちをお察しします。

☆ステージ4のがんは末期症状の部類なので、生存率は低い

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がんの種類によっても違いますが、5年生存率というのがあって、ステージ1からステージ4まであるそうです。
最初はステージ2のレベルだったようですが、そこから肺への転移が見つかり末期症状に近い形になったのでステージ4ということだそうです。
ステージ4の大腸がんの場合、5年生存率は10%強くらいだそうですから、そこから10年余り生きている鳥越さんは凄い生命力だと思います。

そして肝臓へも転移したそうですから、普通の人だったらもう諦めてあっさりこの世を去っていたかも知れませんね。

ところが鳥越さんは、がんになった自分を客観的に見ることができたようです。
ジャーナリストとしての目かも知れません。

4回の手術を受けたにもかかわらず、すっかり元気になって5年生存率はクリアし、治ったと言ってもいいでしょう。

手術も大変だったと思いますが、今はやりの腹腔鏡下手術をしたそうです。
その後も2007年に2回、2009年に1回と合計4回の手術をしたそうです。
60歳過ぎてからの手術というのも聞いただけで落ち込みますよね。

私なんか大腸内視鏡検査だけでも、もう受けたくないと強く思っているので。

☆食生活や生活習慣改善、体力増強に取り組み、ステージ4でも治した

さて、鳥越さんの凄さはそういう非常事態から脱出をしたことです。
自分を客観的に見つめながら、体の免疫力を高める努力をしたことです。

毎週、週3回トレーニングジムに通い、また睡眠時間は6時間を確保し、そして食事は朝と夕方の2回だそうです。
酒やタバコもやめて、仕事はバリバリこなすようにしたそうです。
仕事はむしろ増えたようですね。

そして、残りの人生に対してもしっかりと向き合えるようになったということだそうです。
76歳になって激務であろう都知事に立候補するのには、相当に悩んだ結果だと思います。

最後まで自分に忠実に生きることが出来たら素晴らしいなと思います。

その前提はやはり健康で居ることですね。
体が資本とは良く言ったものです。

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