金崎夢生が代表外れ中村憲剛がバックアップとして評価されたわけ
2017/04/07
☆ハリルジャパンはチームワーク重視で中村憲剛を評価
サッカーW杯最終予選のメンバーが、ハリルホジッチ監督から発表されたが、当初メンバーに入っていた鹿島アントラーズの金崎選手を外したことを記者会見で自ら言及しました。そして川崎の中村憲剛選手を高く評価し、年齢問題はあるがバックアップメンバーとしての考えていることが分かりました。
金崎選手は試合途中で交代させられたことに腹を立て、石井監督に食って掛かった行為は受け入れがたい、ということで代表メンバーから外したそうです。
また、ハリルホジッチ監督は、リオオリンピックで陸上400mリレーで日本が銀メダルをとったことを例にとり、チームとして組織力で勝てるような結束力の必要性も強調していました。
野球でも同じですが、読売ジャイアンツが資金力を使ってホームランバッターを集めたけど安定的に勝てずに優勝できなかったということがありました。
また広岡ヤクルトが弱小球団を優勝に導いたとうことや、楽天イーグルスを立派な球団に仕立て上げた野村監督もチームとしての組織力向上に力を注いだ結果だと思います。
プロ選手ともなれば、それなりの目立ちたがり屋が多いとは思いますが、個人競技ではいいかも知れませんが、チームプレーでは相手への思いやりや洞察力が必須でしょう。
今回の金崎選手のキレ方は尋常ではなかったので、チームプレーを重視するサッカーでは当然だったかも知れません。
サッカーだけでなくいつもマスコミに登場する競技や選手は、それなりの社会性というものを常に考えて行動してほしいものです。
せっかく実力があるのに、協調性に欠けるということで、将来的にもその可能性を閉ざされるのは本人も残念だと思います。
金崎選手は小さい頃からサッカー選手を目指していたようなので、サッカーへの想いも強かったことでしょう。
彼の本音は、ヨローッパで活躍をしたかったのでしょうが、それも出来ていないイライラがあったかも知れません。
しかし、やはり今回の行動は代表選手として不適格と言われても仕方ないでしょう。
☆中村憲剛は向上心を失わないチームワーク重視のMF
今度のハリルジャパンロシアワールドカップアジア最終予選メンバー発表では、ハリルホジッチ監督が、あらゆる事態を想定してリスクを極力抑えていくために、バックアップメンバーについても言及しました。
その中で、川崎フロンターレの中村憲剛選手を想定した発言があり関心を集めました。
中村憲剛選手は、1980年生まれですからもうすぐ36歳になりますね。
年齢に厳しいと言われるハリルホジッチ監督ですが、今回は香川、清武のバックアップとして中村選手を考えているそうです。
ここにもチームとしての結束力を大事にするハリルホジッチ監督の意志を感じます。
中村選手は、小学校1年生の時からサッカーを始めたそうですが、6年生の時に東京都少年選抜サッカー大会の開会式で選手宣誓をしたそうです。
そういう意味では、代表に選ばれる素質があったということですね。
それは大学4年の時にチームの主将を務めたことに表れていると思います。
その年は2部で優勝をし1部への復帰を果たしたそうです。
そして2003年に川崎フロンターレに入ってMFとして活躍します。
ミッドフィルダー(MF)というポジションは、DFとFWの間でつなぎ役という役目ですが、守備範囲が広くパスの正確さも求められ、ある意味難しいポジションだと思います。
2011年にW杯アジア地区予選日本代表メンバーとなったとき、ザッケローニ日本代表監督から
「グループの輪を乱さない、30歳を過ぎても向上心を失っていない、常に成長したいという気持ちを持っている」
と言われ評価されていたようです。
以上のことから中村憲剛選手は、チームワーク重視のハリルホジッチ監督にとって必要な選手なのだと思います。
☆嫁さん想いの子煩悩
中村憲剛選手のお嫁さんもかわいいらしいですね。
高校時代に知り合った一般の女性らしいです。
今は1男2女のお父さんですね。
家庭では素敵な奥さんと子供たちに囲まれ、とても子煩悩でも知られていますね。
歳はとってもチーム全体にとっては貴重な存在になりそうですね。
50歳過ぎても頑張っている人がいますので、まだまだ活躍を期待していきましょう。