中田英寿が務める国際サッカー評議会(IFAB)とは? 役割は?
2017/03/28
元サッカー日本代表として活躍した中田英寿さんが、国際サッカー連盟(FIFA)の諮問機関である国際サッカー評議会(IFAB)の諮問委員にアジア代表として任命されていました。
中田英寿さんと言えば、日本代表としてワールドカップに3大会連続出場するなど、誰でもが認めるサッカー界の一人者ですよね。
今までの実績や知名度が買われたのでしょう。
最近は事業家として忙しいのかと思っていましたが、やはりサッカー界での役割を担って再登場という感じですね。
今後どのような役割を担っていくのでしょうか。
☆国際サッカー評議会(IFAB)とは?
国際サッカー評議会(IFAB)は、国際サッカー連盟(FIFA)の諮問機関として競技のルールを決めるところですね。
ここが決めたルールが、国際サッカー試合に適用されます。
だから物凄い権限を持っていることになりますよね。
1882年に設立されたそうですから、歴史のある組織ですね。
国際サッカー連盟(FIFA)の設立は、もっと後の1904年だそうです。
FIFAの前会長が汚職問題で退き、新たに会長になったジャンニ・インファンティノ氏(46)がサッカー界の改革を進める上で、選手経験のある中田英寿さんに委員就任のオファーがあったそうです。
新会長は弁護士だそうで、これからいろいろな改革をしていきそうですね。
☆中田英寿の現在は?
中田英寿さんは、株式会社東ハトの執行役員をしているそうです。
また、一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」の代表理事や、観光庁の「アドバイザリー・ボード」メンバーでもあるそうです。
サッカーを通した慈善事業を数多く実施しており社会活動に貢献しているようです。
2010年3月に、TAKE ACTION FOUNDATIONでの慈善活動が評価されて、世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」に選出されたそうです。
中田英寿さんと言えば、マスコミ嫌いで我が道を行くという感じですよね。
現役引退後も着々とやるべきことをやっていたということが評価されたのだと思います。
☆中田英寿のこれからの役割は?
サッカーのルールをきめる重要な仕事をしていくわけですが、アジア代表として、また選手代表としてサッカーをもっと盛り上げていくことに期待したいですね。
まずはワールドカップ2026の出場国の拡大に取り組むことになるようです。
現在の32か国を40または48に拡大を検討するそうです。
イギリス発祥のサッカーがここまで世界的に大きくなったのも、参加国拡大があったからこそですものね。
これからも参加国を増やすのはいいことだと思います。
スポーツが国際的に果たす役割も大きいものがありますよね。
特に貧困問題や教育問題など、子供達への貢献も重要なファクターになると思います。
中田英寿さんも世界各国をたくさん旅して来て、いろいろと考えていることもあるのではないでしょうか。
地球規模の慈善活動を意識して、いろいろな提案をしていくような気がします。
スイス出身のFIFA新会長とはイタリア語で直接話し合えるそうですから心強いですね。