白鵬は何故こんなに強いのか!相撲界はもっと研究を!
横綱白鵬が41回目の優勝を記録しました。
また幕内勝ち星1000勝、横綱勝ち星800勝も記録しました。
この秋場所は全勝優勝です。
凄い!
今年は優勝から遠ざかっていましたが、完全に復活しましたね。
引退なんてまだまだ先ですね。
どこまで優勝回数が伸びるのか、計り知れません。
☆なぜ横綱白鵬はこんなに強いのか。
白鵬は何故こんなに強いのでしょうか?
運動神経が抜群だということもあるでしょう。
集中力が凄いというのもあるでしょう。
しかしこれらは他の力士もそれなりにあるし出来ると思います。
解説の北の富士さんが言ってましたが、
『相撲の基本に忠実で、単純だがもっとも辛い四股ふみを
欠かさずに鍛錬しているから、足腰が乱れない。
また好奇心があるので、色々なことを試している。』
相撲が好きで研究熱心なのだと思います。
歳をとれば身体も違ってきます。
そういう自分を理解し、自覚しているからこそ、それに対応した工夫を重ねているのでしょう。
力士が断食するなんて誰も思いつかなかったことです。
みんな驚きましたが、それだけ自分の身体を知り、研究をしていたのですね。
また他の力士が嫌がる四股ふみや鉄砲などの基本を忠実に守っているのも強さの秘密だと思います。
最後はやはり基本に戻るということですね。
それを白鵬が身をもって示してくれていると思います。
☆日本の相撲界全体が考え直すべきことは何か
何故白鵬がこんなに強いのかを、他の力士たちはもっとどん欲に研究すべきです。
今場所で言えば稀勢の里も高安も、まったく相撲になりませんでした。
高安は立ち合いの前から白鵬に飲み込まれてしまい、相撲をとることすら出来ませんでした。
稀勢の里も漫然と同じ立ち合いを繰り返すだけで、気迫もありませんでした。
気負いだけでは相撲になりません。
解説の北の富士さんは、日本の相撲界への疑問も投げかけています。
『学生相撲出身では22歳になっており遅い。
白鵬は19歳で幕内に、22歳で横綱になっている。
これでは今後もこの記録を破ることは出来ない。』
本当にそうですね。
稀勢の里が中卒からのたたき上げだからこそ、ここまで上り詰めたのだと思います。
学生相撲出身者には、稀勢の里よりも運動神経が抜群の力士がいます。
また遠藤のように技能抜群の力士もいます。
こういう才能のある力士たちが少なくとも高校卒業したら、相撲界に入門して鍛えることが必要だと思います。
今場所は豪栄道があと一歩という相撲で頑張りましたが、豪栄道は高校相撲の後に入門しているはずです。
少なくとも高校卒業したら角界に入門して、基礎からじっくり仕込んでほしいものです。
相撲は最後は心技体で決まってきます。
集中力も気力も、体づくりも、すべては心技体が整っていなければなりません。
それには時間が必要です。
つまり経験をたくさん積まなければなりません。
白鵬は今までの経験の積み重ねで、大横綱を全う出来ているのだと思います。