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原江里菜プロはキャディーと信頼関係築きツアー復活の道を邁進中

      2017/04/27

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☆昨年7年ぶりの優勝で復活しつつあるがもう一歩で残念

原江里菜,女子プロゴルファー
女子プロゴルファーの原江里菜(はら えりか)さんが惜しくも優勝を逃しました。
昨年久しぶりに優勝して、復活を強く印象付けて調子も上がっていたようですが、残念です。

今回のサマンサタバサ・レディースでは、2日目まで8アンダーで首位でしたが、最終日には
韓国の全美貞が6バーディと猛反撃し、結局10アンダーで逆転優勝となりました。
原江里菜さんの最終日は、1バーディ、1ボギーでスコアを伸ばすことが出来ず惜しくも3位でした。

2位は5バーディと頑張って9アンダーとした木戸愛でした。

これからも多いに期待が持てる原江里菜プロですが、先週は全米女子オープンに出場し、69位ではありましたが、厳しい戦いでまた大きく成長したようです。

本人も、全米女子オープンに出場して、心も鍛えられたようです。
ブログで次のように語っています。
『こんなに苦しい思いの中プレーしたのも久しぶり。
足りないものを数えればキリがないです。
正直、もっとできると思っていました。
でも、結果はそうじゃなかった。
(中略)
自分が起こしたアクションに対して起きたリアクションを人のせいにしない。
全て自分がきっかけなんだと。
それを受けられるよう、心を鍛えます。』

人間は厳しい状況を経験すると、大きく成長していくものですね。
頼もしい限りです。

☆2013年から信頼できるキャディーとの出会いが復活になる

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昨年(2015)、6年350日ぶりに「大東建託・いい部屋ネットレディス」ツアーで優勝していますが、その陰には実力キャディーとの出会いがあったようです。

そのキャディーとは、強面で知られる保科隆キャディー。

2013年から原江里菜さんのキャディーを務めています。
1971年12月12日生まれで、高校2年生の時に、以前からの知り合いであった村田プロの紹介で佐々木久行プロと出会い、キャディーとしての経験を積まれたようです。

佐々木久行プロはそれなりに厳しいひとだったようで、保科さんも相当鍛えられたのではないかと想像します。

原江里菜さんの前は、佐伯美貴さんのキャディーを努め優勝させているようです。

原江里菜さんは、自分からはキャディーを指定はしないみたいで、保科さんが原江里菜さんに申し入れしたようです。
つまり、優勝させるぞ、という強い気持ちを持ってキャディーになったということでしょう。

その結果が昨年(2015)の優勝に繋がったのでしょう。
保科さんは、原江里菜さんについて
『“安全なのはどっち”と聞いてこなくなった。逃げなくなった。』
と言っています。逃げないで攻めの姿勢になったということですね。

お互いが信頼できる関係にあるのが一番の力です。

☆ゴルフ界の期待を背負って更なる成長を見守っていこう

原江里菜さんは、東北高校の2年先輩である宮里藍さんに刺激を受けてプロになることを決心したようです。
そして2008年プロ転向後、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで初優勝し、期待の新人と言われました。

それから長い低迷期になってしまいましたが、本来は素質を持ったゴルファーです。
小学校4年生からゴルフを始めたそうですが、その後もJGA女子ナショナルチーム(日本代表)に抜擢されるなど活躍をしてきた実績があります。

身長は164cm、体重は60kgだそうですから均整のとれたスポーツウーマンですね。
得意クラブは、ミドルアイアンおよびショートアイアンだそうです。
中盤をしっかり刻んで確実なプレーをしていけば、安定感が増していくでしょう。
あとは精神的にも強くなっていけば、いつも優勝候補となって注目されると思います。

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