カンヌ映画祭男優賞の柳楽優弥が【ゆとりですがなにか】で見せた凄さ
2017/07/08
追記;2017.7.8
スペシャルドラマとして復活しました。相変わらず奇想天外なストーリーで楽しませてくれています。
ドタバタ劇の中にも、ポロッと真実をストレートに語る言葉にハッとします。
役者さんたちも個性豊かでとても面白いドラマになっています。
柳楽優弥さんの演技も楽しみです。
○いきなり史上最年少でカンヌ国際映画祭コンペティション部門の男優賞を受賞
日本テレビで放映中のドラマ《ゆとりですがなにか》に出演している柳楽優弥の演技に注目が集まっています。
ボッタクリバーの客引きという役だが、迫真の演技には目を見張るものがあります。
柳楽優弥さんは、初出演した2004年の映画《誰も知らない》で、いきなり主役に抜擢され、しかも同年の
第57回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、男優賞を14歳という史上最年少で受賞して話題になりました。
あれから10年以上経ちますが、一時期は体調不良で自信喪失かと思われるような状態の時もあったようです。
このまま消え去ってしまうのではないかと心配されていました。
苦難の時期を乗り越えられたのは、奥さんの豊田エリーさんの支えが大きかったようです。
○結婚相手は高校時代に1年上の豊田エリーさん
柳楽優弥は2010年1月に、堀越高校時代から付き合っていたモデル兼女優の豊田エリーさんと結婚しています。
お互いに一目ぼれだったようですが、最初から結婚を考えていたらしいです。
途中で半年ほど疎遠になった時もあったそうですが、その後、柳楽さんからプロポーズして結婚にゴールインしたそうです。
半年の冷却期間で自分の気持ちを確認できたということでしょう。
豊田エリーさんは、お母さんが日本人で、お父さんがイギリス人だそうです。
写真からもわかるように、相手を包み込むような女性本来の温かさを感じます。
そして、柳楽さんが仕事も減って精神的にも辛い時期に、妻のエリーさんは夫を信じ続けて心の支えになったようです。
この二人も神様があわせたのではないかと思えるような自然なカップルだと思います。
性格的には違うかも知れませんが、それ以上に根っこのところでお互いに引き合うところがあるのでしょう。
娘さんがいるそうですが、とても家族を大事にしている様子が伺えます。
○大復活した柳楽優弥さんの活躍が楽しみ 2016年の出演映画は、、、
結婚して子供が生まれたのに仕事が減って辛かったでしょうが、なんとバイトをして頑張った甲斐があり、人間的にも成長することになったようです。
車の洗車や居酒屋でのバイトでは、有名な柳楽優弥に相手が驚いたそうですが、必死にバイトをこなしてお客とも接して本当の世の中を見つめる良い機会になったそうです。
そして、2010年1月公開の映画『すべては海になる』の主演に抜擢され、俳優への復帰を果たしました。
2012年には、蜷川幸雄演出の『海辺のカフカ』で初舞台を踏み、主人公田村カフカを演じました。この経験も大きかったと思います。
2013年からは、映画やテレビドラマへの出演が増えていきます。
今回の《ゆとりですがなにか》の難しい役回りを特異なキャラクターで見せた演技力は、やっぱり普通ではないという印象を与えました。このドラマには他にも演技力のある俳優さんが沢山出ていて面白いです。
安藤サクラの旦那は共演俳優で父は俳優兼映画監督 芸術一家で演技力は抜群
2004年当時に《誰も知らない》の是枝監督から、『目に力がある。』と言われたそうですが、まさに相手を圧倒する視線は印象に残ります。
2016年は、4本の映画に出演しています。
■ピンクとグレー(2016年1月)
■HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016年5月)
■ディストラクション・ベイビーズ(2016年5月)
■任侠野郎(2016年6月)
これから俳優として経験を積むことにより、柳楽優弥さんの素質が開花していくのを楽しみにしています。